書き散らし

男子女学生

蕎麦屋

もうすぐ大晦日ですね。みなさんは今年はどんな1年を過ごしたでしょうかなどという事は愚問なのでね、聞きません。あとこんなところで聞いても答えが返ってくることはないのでね。

 

年末と言えば年越しそばですよね。んでそばといったら蕎麦屋なわけですよ。私が想像する蕎麦屋はよくテレビジョンの番組で紹介されるような高級手打ちそばのお店みたいのじゃなくて、駅のホームにあるような立ち食いの蕎麦屋を想像します。といっても私が住む場所の付近の駅のホームに立ち食いの蕎麦屋は無いんですけどね。

 

立ち食いの蕎麦屋というのはあったら入りたくなるような不思議な力があるように感じるんですよ。食べたいな。食べたいな。と思って結局食べずに通りすぎて行く。あの感覚は想い人になかなか気持ちを打ち明けたいでも打ち明けることができない。そんな感じがします。

 

旅行で立ち食いの蕎麦屋に入った時私は券売機の前でかなり悩んでしまうんですよね。せっかく来たんだそばを食べよう。と思う気持ちもあるんですが、うどんを頼んでみたい。という気持ちもあるんです。我々日本人は蕎麦屋であえてうどんを頼む勇気というものも必要なのかもしれません。

 

券売機の前で悩むといっても長考していては後ろに人が並ぶことを考えると長くても10秒ほどしか考える時間がないというのが難しいところなんですよね。あなたは蕎麦屋でうどんを頼むことができますか?